全国ツアー<SHOOT THE SKY 2008>で、アダグジの祖父や祖母の地元、島根県は松江に行かせていただきマシータ、ヒダカトオルどえす☆
お墓参りも済ませ、熱いLIVEも繰り広げたにも関わらず…雪っ!
今年初の降雪に見舞われ、ひどい時にはひょうやあられもオンパレード…日本海側の気候を侮ってはいけませんニャ!
しかしライブハウス松江ユーラスの暖かさが我々をぬくぬくしてくれマシータ…なんと生誕40周年後、初の島根来訪っちうことで…
バースデイケーキをいただきマシータ☆ ユーラス、どうもありがとう(真顔で)! 祖父ちゃん祖母ちゃん、島根に生まれてくれてあ~りがとぅっ☆
打ち上げも気合の入った出雲蕎麦でお馴染み、日本一大名陣にて! たらふくあ~りがとぅ!
本日も関西期待の新星lego big morl(レゴ・ビッグ・モール)と回る鳥取は米子編…乞うご期待♪
毎週毎週東京からツアー先に飛んでいると、翌朝目覚めた時、いまどこにいるかを掌握するまで8秒の時間を要するクボタです。
そんな中、ART CRUSADERSも回数を重ねてきましたが、先日高知ではついに念願の現代美術ギャラリー、graffiti (http://www.graffiti-museum.com/) にて開催してまいりました。
思い起こせば、初めてBEAT CRUSADERSで高知に行った時にたまたま訪れて以来、すっかりその雰囲気と素敵なコンセプトにハマってしまったのがこのgraffitiなのです。
もともと倉庫だった川沿いの古い蔵を改造したという、古い文化と新しい文化が同居してるロケーション。このスタイル自体が個性的で、まず心惹かれるところです。
店内の様子などはパパシータのblog (http://playlog.jp/mashi-ta/blog/) でいろいろと覗けますので、今回はちょうどオーナーに一冊の本を頂きまして、そちらをクボリカワ的に紹介したいと思います。
『高知遺産』
高知遺産プロジェクト 編著 (ART NPO TACO 刊)
あなたの暮らしが便利になっていく裏側で、音もなく消えていく風景と記憶。
この本は、高知の街で時代と共に移り変わり無くなっていってしまう建物や路地などを、在住のアーティスト達が「失う前に、もう一度。」をテーマに記録していった、いわば高知の「裏ガイドブック」なのです。
最初、本を頂いてから読み始めまでは好奇の視点でページをめくっていたのですが、数々の写真からその「場所」「モノ」、ひとつひとつのいびつな美しさと、年月を重ねたことで確実にそこに宿っているであろう人々の記憶、といった無言の重みを感じたのでした。
中には「宝島BOW!」だったり赤瀬川さんの「トマソン」的な微笑ましいスタイルのモノもあるんだけど、どうであれそこに積もった何十年という時間の蓄積が一瞬で新しい風景となって無きモノとなってしまういうのは、寂しくも恐ろしいことだな、と。きっとこの本が無ければ、その記憶すら世代交代と共に消えていってしまうのでしょう。
この「高知遺産」を読み終わっていちばん考えたことは、誰にでも自分の育った街、暮らす街の「自分遺産」があるわけで、他人事ではないってこと。振り返れば、人は有史以来そういう破壊と再生を繰り返してきてはいるのだけれど、せめて自分が生きてきた時代の好きな風景だけでも覚えていたいし、出来ることなら残しておきたいと思うのです。
みなさんの中でも地方に住んでる方は、不便だとかイナカだとか不満があるかもしれませんが、必ずそこにしかない良いモノがあるハズです。これはぼくらのように一年中全国をツアーしてる立場で外から見るとよく分かります。。
便利な現代文明を真っ向から否定するつもりなわけではないのですが、どうにか自然や古き良きモノと、文明文化の共存がバランス良く出来たら良いな、と思います。
解りやすいところでいえば「もののけ姫」もそんなテーマでしたね。
・・って、なんだかいつの間にか話が大きくなりましたが、もちろんこの本を片手に楽しく高知巡りもできるので、いわゆる「表」な観光の合間にその場所に足をのばしてみつつ、そしてまた家に帰ったときその感覚で「自分遺産」を見つけられたら素敵な旅になるのでは、と思います。
みなさんの住む街にはそんな「自分遺産」がありますか?
ぼくらもこの旅でもっとそれを目にすることが出来たらな、と思います。
それではまた次の街で。
クボタマサヒコ









