

前回までのあらすじ
あるエステでけったいな高額ジェルを販売してるらしいよ。
Y子(当時教育部所属)が言った。
Y子「ちょっと
オノくん
オノくん
聞いて
」
オノ「なんだいY子くん
」
Y子「ピーターパン(社長のニックネーム)がさあ


」
Y子「○○パックを5種類手のひらでまぜて
背中に塗ると・・・・・」
Y子「・・・・・・・エンゼルが出てくる って、、、言い出した」
オノ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・は
」
Y子「エンゼルがね、出てくるんだって(笑」
今、
これを読んで
脳がシャットアウトしてしまった人は
まともだと思います。
今、
「エンゼル」って聞いて
「5本パックを購入したらエンゼルマークが5枚集まって
エンゼルのマスコットかなにかがもらえるんだろーか」などと
思った人もあんがいまともだと思います。
オノ「・・・・・・・・・・・・・・・エンゼル、、、が、、、出、、、る
」
オノ「"妖精"とか"妖怪"みたいな、
科学の力では証明できないモノの類のハナシ・・・・
」
Y子「・・・・・・・・・・うん。エンゼルだからね」
オノ「・・・・・・・・・・その、"科学の力では証明できない妖怪"が
出てくるの
」
Y子「・・・・・・・・・・うん。出てくるの。
ちなみに
妖怪じゃなくて、エンゼルなんだけどね」
オノ「・・・・・・・・・・・そっか。でもイギリスでは
妖怪も妖精も区別してないらしーよ」
Y子「そーなんだ・・・
じゃあ。エンゼルも妖怪の一部だね」
Y子「そして、うちら今、地方所属のインストラクターも集まって
研修させられたんだよ」
オノ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・研修
」
Y子「相モデルで2人組になって、エンゼル出す練習させられてさ」
Y子「ピーターパンに
"どう
Y子はエンゼル出たかしら
"
とか聞かれてさ


」
オノ「





」
オノ「ラクそーな業務でいーね
(毒」
オノ「毎日データ入力とか集計とか、書類作成とか校正とかしながら
残業してる自分がばかばかしくなってきたよ・・・・・・・・(涙」
↑
とかいいつつ、
エンゼルネタに超くいついてる(笑
Y子「研修にマネージャーとかの幹部も参加してたんだけどさ」
Y子「"ようやくエンゼルが見えてきました"とか言っちゃって
超きもい」
↑
その場にいたので興奮さめやらない様子。
オノ(ぎゃはははははははははははははははははははは)
オノ「え
みんな、
"エンゼル出てきました"とか言っちゃってんの
」
Y子「私と、●●さんと△△さんだけは
"エンゼルっていったいなんなんですか

"
って、ひっそりどんびきだったけど
なんかみんな
エンゼル見えたとか
エンゼル出せるよーにがんばりますとか言っちゃってんの」
Y子「しかも、
来週からマネージャーが各店に戻って
スタッフに
エンゼルを出す技術研修しないといけないらしーよ」
オノ「




」
オノ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・やばくない
新人たくさん入ってきてるのに
いきなり
エンゼルって・・・・・・・・・・・・・・
あたしなら退職する。
まっさきに・・・・・・・・・・・・・・・・・。
意味わかんないし、気持ち悪いし・・・・・・・・・・・・・」
Y子「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
あたしも辞めたいよ。
しかも
ピーターパンに
"エンゼルのマニュアルつくっておいてね
"
って言われた」
Y子「エンゼル見てないのに
エンゼル出すためのマニュアルつくんないといけないなんて」
オノ「よかったよかった。
Y子くんじゃないヒトがつくったら
校正がタイヘンだよ。
あぶないトコは削除して
エンゼルという単語にいっさい触れないマニュアルにしよーよ」
Y子「・・・・・・・・・・・・・そーするつもり・・・
」
オノ「そんでさ、聞きたいんだけど
」
オノ「エンゼルって何匹でてくるの
」
↑
(わくわく)
Y子「そのときのコンディションによってことなります(笑」
↑
(なりきり)
オノ「エンゼルって、出たらひっこむの
」
↑
(わくわく)
Y子「引っ込みません」
↑
(根拠はない)
オノ「え
じゃあ、出すたびに増えるの
それともどっかにとんでくの
」
Y子「サウナのあとのシャワーで流します」
↑
爆
オノ「
排水溝に
」
Y子「そうです。排水溝に流します」
↑
(きっぱり)
オノ「あの、へどろくさくてすぐに詰まる排水溝に
」
↑
(具体的)
オノ「エンゼルはどこからでてくるの
」
Y子「・・・・・・・・・・・・・・・・・・エステティシャンの手と
お客さまの背中の隙間から・・・・・・・・・・・・・・・・」
↑
(やけくそ)
オノ「じゃあ、小さいの
」
Y子「はい」
↑
爆
オノ「しゃべったりするの
」
Y子「生きてるので、たまーにしゃべります」
↑
ぎゃははははははははははははははははははははははは
オノ「どんなことをしゃべるの
」
Y子「腹減ったー とかしゃべります」
↑
(もう、どーにでもなれ、みたいな)
ぎゃはははははははははははははははははははははははははは
同じ部署の
ぺーすめいかさんと
かおるさんにメッセンジャーでエンゼルの詳細を送るオノ。
返答:
ぺーすめいか「霊感商法に走ったら終りだな」
かおる「は
エンゼルって森永チョコボールみたいな
」
↑
早い話、超どんびき。
Aちゃんにもエンゼルネタを披露。
Aちゃん「ぎゃははははははははははははははははははははは
うちら、教育部じゃなくてよかった
異動して
ほんとによかった


」
オノ「不幸中の幸いよねーーーーーーーーーーーーーーーーー
」
かおる「そういえばさ、
エンゼルって
"エンゼルさま、エンゼルさまでてきてください"
って、声にだして唱えないと出てこないんじゃなかったっけ
」
↑
小学生女子の間で昔流行った
「こっくりさん」もどきの「エンゼルさま」を
思い出してしまった様子(爆笑
Y子「だいたい。化粧品全成分見ても
エンゼルを生み出す要素がいっさいないし」
↑
あたりまえだから(笑


オノ「水とグリセリンと植物エキスとかだもんね
」
オノ「あ。ちなみにアロマ(精油)は入ってないよ
」
Y子「うん。知ってる


」
そして
数日後には
「エンゼルウェーブコース誕生」などと書かれたチラシが
JJなどの各雑誌に登場した(涙
料金表に「エンゼルウェーブ」というものが記載されていなかったので
しかたがないから
「エンゼルウェーブ」と入力して差し替え。
そして
ふだん働いてない他部署の男子が
「エンゼルウェーブという発想はおもしろいから
ポスターをつくりたい」などと言い、
プレゼン資料として
事務の女子に羽にみたてたしょぼいコヨリみたいなものをもたせて
写真を撮り、
派遣(グラフィック担当)の男子に
しょぼい加工をさせた画像がオノのもとに送られてきた。
どーしろっていうんだ
こんなもの

↑
と、いいつつ
おもしろいので、
Aちゃんや
Y子や
同じ部署のナカマにばらまいたことはナイショ。
そんなオノは、
やっぱり
『はだかの王様』を笑えない。

