どうしてこういうことになったのか。いつからこういうことになったのか。兎にも角にもここ数年、年末が近づくと非常に大きな課題が僕にのしかかかります。
今週に入ってやっと時間が取れ、さんざん巡ってまいりました。いろんな街のホームセンターから東急ハンズからドンキホーテ。あげくはニッカポッカとか売っている近所のブルーカラーの皆さま専門ショップまで。なるべく脳みそをフラットにして、眺める商品から素直な発想を喚起するよう努める。その商品を、いかにその商品の用途と異なった場面で稼働させ、事件を起こし、そしてオーディエンスを爆笑へと導くか。“しょーもない”の果てに存在する感動。年の瀬になるとそいつがおいらを呼ぶのです。
宴会芸。
そう、そう言い切って良いと思います。はい。すいません。真心ブラザーズのツアーにおいてあたくしが担当する数分間、音楽を無視してなんぼの時間帯をメンバーもスタッフもそしてお客さんまでも当たり前のようにあるものと位置付けている(気がしてならない)ここ1~2年。友人に会うと「今年はどうすんの?」と、口を揃えて尋ねてきやがります。そう、普段は地味で仕事もきっちりな経理の桜井さんの、年に一度忘年会だけで炸裂するテンション高けれどしょーーーーーーーもないパフォーマンスを。
しかしながら今回のツアーはベスト盤「Gooddest」をひっさげてのもの。本アルバムにあたくしが歌唱を担当する楽曲は一曲もなく。それを理由にスルーという手もありました。一応大義名分はあるっちゃああります。
しかしながらライブが終わった後にもし、会場に「なーんだ、アレはなかったんだー」てな空気が流れたとしたら。そんな後味を全国各地でばらまくツアーを敢行しようとしているのだとしたら。
恐怖です。拷問です。そんな旅、いやです。
そこでキングさんになんとかお願いして氏の曲を一曲だけ歌わせていただくことにあいなりました。その曲で、その瞬間、その一曲だけに経理の桜井、忘年会魂を炸裂させていただきます。昨日の最終リハにおいて初めて人前でテストした際無事、メンバー及びスタッフの皆さんの爆笑とキングさんによる、
「ひとの曲をなんだと思っているんだ。」
というコメントをいただきました。経理の桜井、今年もどうにか年を越せそうな気がしております。あとは日本全国津々浦々にてあるだけのアドレナリンをぶちまけるのみ。
明日はとうとう初日。仙台に赴きます。
十二分にコンディションは整っておりますよ。もちろん音楽の。加えて宴会芸も。20年分の楽曲と、試行錯誤の果てに開発した最新の宴会装置をひっさげて、いざ君の街へ。
わいわい歌って、叫んで君を呼ぶよ。
わいわい踊って、君を抱きしめたいよ。
声に、ギターに、心を委ねたんだ。どうか笑って、こっちを向いてほしい。
会場でお待ちしております。
2009年暮れ。経理課、桜井秀俊。





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