※ライヴレポというより、個人的な感想です
ライヴ会場近くに来て、そして実際にライヴ会場に入って驚いたのは、その客層の広さ。そして女性の多さ。
この時点で、やっぱりPerfumeは単なるアイドルという言葉で片付けるべき存在じゃないなぁと。
ボーカルのエフェクトのかけ方など、音楽的には最近のフランスのテクノに近いのかなぁ…なんて思っていたけど、ライヴが始まってみると予想以上に古典的というのか、リズムは4つ打ちが基本でした。
驚いたのはオーディエンスの熱狂度
これでステージ上にPerfumeがいなかったら、レイヴイベントと呼んでもおかしくないでしょう。
そして、その盛り上がり方が全体主義的でないのが何より驚きでした。Perfumeのファンは、見た目も楽しみ方も本当に様々です。
前時代的なアイドルのコンサートのノリの人もいれば、テクノのイベントを楽しみに来てるような人もいるし。
普通のライヴだったら、例えばチャットモンチーのライヴでごく一部のアイドルノリの人や、モッシュが起こるようなライヴじゃないのに、無理やりモッシュやダイブをする人って、必ずその場で浮いてしまいます。
でも、Perfumeのライヴではそれが無い。みんな違う楽しみ方をしてるのに、場としての調和がとれている状態。
こんな空間は初めて体験しました。
多種多様な価値観が生まれ、その全てを受け入れていくポストモダンな世界の縮図のようにも思えます。
今日のライヴで感じたもうひとつの事は、Perfumeが「アイドル」という制度の枠組みを全く変えてしまったこと。
前時代的なアイドルは、基本的には楽曲がアイドルを売り出すための手段であったのに、Perfumeの場合は、そのアイドルという制度を利用して中田ヤスタカの楽曲を多くの人に届けているとも言えます。
また、それまでのアイドルは、例えば極度な清純派のイメージを背負わされるように、神話的な扱いをされる傾向がありました。
それに対してPerfumeのファンは、振り付け師もプロデューサーもいて、Perfumeがアイドルの枠組みの中にいることを理解した上で、3人の素の人間性を愛しています。…というよりも、一歩引いた目線で、そうした枠組み全体をPerfumeとして捉えているように感じました。
だから、ライヴで口パクだという事は、問題になりません。
前々からPerfumeって不思議な存在だなぁ…と思っていましたが、今日のライヴでその理由が少しだけわかった気がします。
こんな革新的なグループが成立しているのは、Perfumeの3人のアーティストとしての真摯な態度と、ポストモダンと呼ばれる現代のせいでしょうか。
僕はPerfumeを、敬意を込めて新時代のアイドルと呼びたいです。
最後になりましたが、今回のライヴにお声をかけてくれたYu1さん、会場でお会いしたrikoさん、ぽんさん、ゆめさん、ありがとうございました




































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